やしの木が並ぶトロピカルロード日南フェニックス道路

ヤシの木

日南フェニックスロードでリゾート気分なツーリング

日南海岸の観光ルートといえば日南フェニックスロードです。
この日南フェニックスロードは愛称となりますが、宮崎市街から都井岬に続く道路です。
ほぼ全ルート、海岸に沿って進むルートなので、海風を感じながら気持ちよく走ることができるルートとなります。

なぜ?フェニックスという名がついているのかというと、この道沿いに植えられている植物がフェニックスという植物や、ワシントン椰子などの植物だからです。
南国に植えられているヤシの木が道沿いにずらっと並んでいるのですから、海とヤシの木の景色はまさしく南国を走っているような気分にさせてくれます。

またこのルートには青島、鵜戸神宮、都井岬など、日南の観光スポットがほぼこのルート沿いにあるということもあり、日南観光に外せないエリアといわれているのです。
南国気分満載のルート、ツーリングで走ってみたいと思うライダーもきっと多いでしょう。

宮崎市街からまずは青島へ向かう

日南海岸へ向かって宮崎市街から入るなら、国道220号を使います。
片側2車線のこの道路の中央分離帯にもワシントン椰子が植えられ、異国のリゾート地を走っているような感覚です。

走っていくといよいよ右手に海が見えてきます。
そこから総合運動公園の方に向かいますが、左に折れれば青島です。
青島に立ちよって観光してもいいですし、お子さんと一緒に旅行中のご家族ならこどものくにという観光スポットがあるので、そこで楽しんでもいいでしょう。

青島から堀切峠を越えているか岬へ

青島から白浜海水浴場を過ぎて県道337号に入ります。
すると海岸から山間部の峠道に入ることができますが、あれ?日南のこのルートはずっと海沿いじゃないの?と疑問を持つ方も多いです。
しかしこの峠を登っていくと一気に視界が広がり、山間部から海を眼下に見られる堀切峠に到着します。

そこから海岸に向かって南下しますが、堀切峠の美しい景色は多くのライダーたちがバイクを止めて撮影するくらいにきれいです。
堀切峠にも駐車場がありますので、そこで撮影してもいいですし、少し走って道の駅フェニックスで休憩がてら撮影してもいいでしょう。

堀切峠を過ぎて下っていくとトンネルに入り、そのトンネルを抜けると内海、小内海の町を抜け、海岸にそったままにいるか岬に向かいます。
この辺りからは有名な鬼の洗濯板が見えるエリアなので、ゆっくりと走って景観を楽しみましょう。
いるか岬はその昔、岬からいるかを見ることができたために、この名がついたといわれています。

イルカ岬から都井岬まで走ろう

イルカ岬から日南市街、梅ヶ浜や油津の繁華街を通り、大堂津から南郷に向かいます。
行動220号から国道448号へ進み、外浦唐夫婦浦へ向かうと景色が変わってくるのがわかるでしょう。
堀切峠から日南市街までとは違い、海岸線の断崖絶壁を上をくねくねとワインディングロードが続きます。

海の横を走っているというよりも断崖から海を眺めつつ走っているかのような、迫力ある風景を楽しめるエリアです。
この荒々しい景色を堪能しつつ走っていくと、夫婦岬という景観の美しい岬に到着します。
日南市から串間市に入ると日本の渚百選に選出された石波の海岸があり、この近くに恋ヶ浦があります。

この先を走っていくと都井岬に到着しますが、全線、美しい海と絶景を眺められる最高のルートです。
お友達とツーリングもいいのですが、カップルでツーリングしても素敵なコースでしょう。