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バイク乗りでは自己責任が原則

バイクの免許をとったなら、一日でも早く遠出をしてみたいと思うことでしょう。
ですが、いくらバイクが身軽な乗り物といっても本当に身一つで出かけるというのはおすすめできません。

バイクは気軽な乗り物ではありますが、基本的に一人で乗車運転するものであり、何かトラブルが起きた場合には自分である程度対応できる能力を備えておくことが前提となります。
また集団で移動するツーリングでも、一人のトラブルがチーム全体に迷惑をかけることになってしまったりします。

バイクに乗って遠くに出かける前には特に入念に準備をしておくとともに、起こりえるトラブルの種類をいくつか想定し、実際に起きた時にすばやく対応できるようにしておきましょう。

ツーリング前にしておきたい準備

普段の街乗りと違い、長距離でのツーリングでは不測の事態に備えて準備をしておく必要があります。

まず必ずしておきたいのがバイクの基本的な機能の整備です。
毎日きちんと整備やメンテナンスをしているという人も、長距離で移動する前にはタイヤやオイルなどの状態をしっかりと確認しておき、突然動かなくなってしまったということがないようにしておきましょう。
また万が一故障や事故が起きたときにすぐに助けを呼べるように、ロードサービスの番号などをしっかり調べて控えておくようにしましょう。

次にきちんとしておきたいのが服装です。
普段そこまで乗るときにはTシャツに短パンという格好で乗っている人もいるようですが、長距離を走るときにはそれではいけません。(本当は短距離でもそうした軽装はバイクには適しません)。

例え暑い夏場であっても、しっかりとプロテクターの入ったジャケットやブーツを揃え、グローブやヘルメットなども摩耗のない安全性のあるものを選んで着用しましょう。

あとは簡単な故障に対応できる工具や、急な雨のときに便利な雨具など忘れずに持っていくようにします。