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北海道ツーリングのキモとなるガス欠対策

北海道ツーリングの魅力はやはり延々と続くまっすぐな道でしょう。
都内や関東近隣地域では、道路を走行していると左右には住宅やお店がずらりと並んでいる景色の方が多いため、北海道のように思い切り視界の開けたところを全力で駆け抜けるという爽快感は何者にも替えられないものとなります。

ですがそこで注意をしたいのが、その「何もなさ」がときに命取りになってしまうこともあるということです。

ずらりとお店や住宅が立ち並ぶ繁華街においては、例えガソリンが少なくなってしまったことに気がついてもちょっと探せばすぐに給油をすることができるでしょう。

ところが何もない北海道においては自分としては余裕をもって出たつもりだったにもかかわらず行けども行けども次の給油場所にたどり着くことができず、あわやガス欠で立ち往生かというようなピンチにひんしてしまうこともあります。

北海道ツーリングに出かけようと考えているなら、まずこのガソリン対策についてしっかりと考えておくようにしましょう。

道内におけるガソリンスタンド間の距離

「いくらガソリンスタンドが少ないといっても、たくさんの自動車やバイクが道内にはあるんだしなんとかなるでしょ?」と思う人もいるかもしれません。

確かに人が多く生活をする圏内においてはガソリンスタンドはきちんと存在しています。
ですが、旅行者にとって必ずしも適度な距離感覚でそれらがあるかというと決してそうとは言い切れない場合もよくあります。

仮に距離は問題ないとしても、もう一つ問題になるのがそのスタンドの営業時間です。

予定をしていたガソリンスタンドに着いてみたら営業時間外で結局給油できなかったなんてことも笑い話ではなく非常によくあることなのです。
またもう一つよくあるのが、採算がとれなくなったガソリンスタンドが閉鎖をしてしまっていたという場合です。

そうした旅行者のトラブルを防ぐため、道内の有名なツーリングスポットなどでは次のガソリンスタンドがどこにあるかを示しつつ、備えをしっかりしておくような注意喚起を看板などで示してくれていたりします。

非常に離れているところとしては、十勝~札幌の間の道路においては200キロ以上もガソリンスタンドが一件もないという環境にあります。
長距離を走るときにはしっかりと距離をはかるとともに、最悪の場合どこまでなら行けるかということを考えて旅程を組むようにしましょう。