北海道らしい景色を堪能できるニセコパノラマライン
サミット開催地としても知られる洞爺湖と積丹半島の西側の岩地町をつなぐ道路が道道66号です。
この66号の中でニセコまで行く区間のルートをニセコパノラマラインといいます。
北海道は景色が美しいことでも知られていますが、ライダーにとっては一度走ってみたい道があることでも有名です。
その北海道の中でも、景色を堪能しながらワインディングを楽しめるのが、ニセコパノラマラインといわれています。
ワインディングを楽しめるニセコパノラマライン
標高830mほどのチセヌプリ峠が頂点、そこに向かって走り下ってくるのがニセコパノラマラインです。
海沿いの町岩内から走れば800m駆け上がるコース、ニセコから走れば600mを登るコースとなりますが、登っているという感覚があまり感じられないコースといわれています。
それはいずれのコースも距離が長く、かけ上げっているというイメージが少ないからです。
のんびりとワインディングを楽しみながら登っていくことになりますが、途中、ヘアピンカーブなどもあり、バイク乗りにとって走りを楽しめるルートといえるでしょう。
途中、ヘアピンカーブを楽しみながら目線をずらせば、雄大な北海道の景色を臨めます。
美しい景色を堪能しながらのツーリングは、北海道ならではという豊かさに満ちた旅になるでしょう。
山の景色も海の景色も堪能できる
ニセコ側からは、600m上がっていくことになりますが、遠くには羊蹄山やニセコ連山を眺めることができ、山の風景を堪能できるツーリングになります。
逆に岩内町から上がっていくと、日本海を眺めながらのツーリングになり、どちらからも景色を楽しめるルートです。
夏は特に気持ちよく走ることができますが、ニセコ側から上がってくると霧が出てくることが多いので注意が必要となります。
しかしそんな中でも、北海道に来なければ見ることができない白樺の雄大な林など、眺望豊かな風景を見ることができるでしょう。
ニセコ周辺には温泉が多い
ヘアピンカーブも随所にあるワインディングロードとなるニセコパノラマラインを走ると、気持ちがいいのですが、距離もあるのでやはり疲労します。
しかし疲労してもニセコには周辺にたくさんの温泉場があるのですから安心です。
疲れた体を良質なニセコ温泉で癒せば、また翌日からツーリングを思う存分楽しめるでしょう。
ニセコには名湯が点在しているので、日帰り温泉などを楽しめる施設があれば、そこによりながらの旅もおすすめです。
ニセコパノラマラインは、区間距離が40㎞、冬季は10月下旬くらいから4月上旬くらいまで閉鎖となるので注意しましょう。
通行料金については無料となっています。