道東の眺望を堪能できる納沙布岬へツーリング
世界遺産登録されている知床は、雄大な自然を堪能できるエリアとして多くの観光客も訪れる北海道の一大観光地です。
またこのエリアは、バイクを楽しむライダーたちにとって聖地といわれるくらい有名なエリアとなっています。
透明度が高い奇跡のカルデラ湖「摩周湖」など、北海道ならではの景色を堪能できるエリアをめぐるツーリングは大人気です。
道東エリアの中でも日本最東端の納沙布岬について知識を持っておきましょう。
ライダーのステータスといわれる納沙布岬
バイク乗りにとって行っておくべき場所、いや、行かなければライダーといえないでしょ?といわれるくらいの聖地が納沙布岬と宗谷岬です。
納沙布岬は日本の最東端、日本の東の一番端っことなる場所では、大海原のパノラマを見ることができます。
根室から続く道道35号線は根室半島を一周することができる道です。
ライダーの中では有名な道道35号線にある日本最東端のガソリンスタンドや、郵便局など、必ず寄って写真を撮っておきたいスポットもたくさんあります。
根室から東に30分ほど、こうした最東端のスポットを巡りながら走れば納沙布岬に到着です。
北方領土が肉眼で見れる場所
日本最東端の場所として知られている納沙布岬ですが、実はその海の先に、南鳥島が浮かんでいます。
本当のことを言えばこの南鳥島こそ、日本最東端となるのですが、残念なことに一般の人はこの島に入ることができないため、納沙布岬が日本最東端といわれているのです。
本土の中での最東端となる納沙布岬からは、ニュースでもたびたび聞くことがある北方領土を見ることもできます。
歯舞群島の貝殻島に至ってはたった3.7㎞です。
この島は岩礁の上に灯台が見えるだけの島となってますが、海の上に灯台だけが立っているという不思議な光景を見ることができます。
納沙布岬に立っている望郷の塔からは水晶島などがみられ、北方領土の近さに驚く方も多いです。
写真に収めておきたい数々のモニュメント
納沙布岬はネット上にもよく写真が掲載されていますが、アーチ形のシンボルを見ることが多いです。
これは四島のかけはしと呼ばれるもので、北方領土返還祈念に建てられました。
このアーチ像の下には祈りの火が今も燃えています。
この他に、北方領土に関連するものとして資料が展示されている望郷の家や、高さ96mという大きさの望郷の塔という展望台も迫力がある塔です。
また納沙布岬灯台は日本の灯台50選にも選定されている、北海道最古の灯台です。
日本の最東端ということだけじゃなく、納沙布岬に行くことがあれば北方領路に関しても色々と見学してくるといいでしょう。