バイクの路上講習はどうしてないの?

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バイクの路上講習はなぜないのか

バイクに路上講習がないのは、バイクの形状が路上教習を阻むためできません。
自動車であれば、教官が横に乗って、助手席側にブレーキペダルがついており、危険時には事故防止のため教官が独自にブレーキを踏むことで、事故を未然に防ぐことが可能です。
しかしバイクになるとひとりで乗ることになり、教官が一緒に乗ることができません。

路上教習は、教習所内よりも危険が多く潜んでいます。
路上教習で、バイクの運転技術が危ういと、運転をするのは大変危険です。
万が一危険が迫っていても、危険回避ができず受講者を守ることができません。

バイクの2人乗りにすると、どうなるか。
51cc以上のバイクであれば、2人乗りをすることができますが、2人乗りをするためには、二輪免許取得日から1年未満は、2人乗りが禁止と道路交通法で決まっています。

このことから、バイクの運転経験がない人は、2人乗りできる要件を満たしていないことになります。
二輪免許を取るために教習所に来ているので、満たしているわけないですよね。

バイクで公道に出た時の注意点

二輪免許取得後に、公道にでることができます。
危険のリスクを減らすためにも、特に事故が起きやすいことを点をあげます。
マンホールや砂のある道は、バイクでの走行に気をつけましょう。

マンホールは凹凸があり、金属でできているので、タイヤが空転しやすく滑りやすいためスリップの恐れがあり、大変危険です。
直進上にあるマンホールは、そこまで危惧しなくても問題ないですが、曲がり角にマンホールがあり、その上を通ることになると、スリップする可能性があります。

なぜかというと、カーブを曲がる際、バイクを傾けて曲がるのでタイヤが地面の接触する面積が少なくなり、さらにマンホールで滑りやすくもなるため、スリップする危険度が増すでしょう。
また、砂のある道は、砂の性質が軽くて転がりやすいため、スリップする可能性は高くなります。
スリップのリスクを考え、ゆっくり走りましょう。

さらに、風によりハンドルを取られ、スリップする可能性もあると思ってください。
バイクは体をむき出しで走りますので、雨、風など通常の走行ができないという影響も受けやすくなります。
そして、ちょっとした転倒でも大きなケガをする場合があります。
雨の場合は、横断歩道などの白い線は、とても滑りやすい状態です。

公道は、危険がたくさんありますので、十分注意して、走行してください。

バイク走行時に公道でやってはいけない行動

渋滞時に、車の横をすり抜けて走るのはやめましょう。
他の人がやっているのになぜダメなのか、それは違法走行になる場合もあるため、真似してはいけません。

前の車両を抜く場合は、事前にウィンカーを出して追い越すことが法律に定められています。
左右からスイスイすり抜ける追い越しは、違法にあたるため検挙される可能性があります。

また、信号待ちをしている車の横をすり抜けするときは、交差点30m手前からは、追い越し禁止になるため、検挙の対象です。

滑りやすい道は回避

初心者、上級者関係なく、マンホールや砂の道のスリップはおきます。
出来るだけ、マンホールの上を走らない、滑りやすい道は回避することをオススメします。
そして、バイクで渋滞をすり抜け走行は、検挙のリスクがありますので、真似しないようにしましょう。