普通二輪の免許なしで大型二輪を受けると難易度が高くなる
普通二輪の免許なしで、いきなり大型二輪の免許取得は、クラッチ操作ができるかで難易度は変わってきます。
クラッチ操作ができない場合は、難易度が高くなるでしょう。
クラッチ操作がうまくできないと、エンストしてしまい、バランスが崩れて転倒する可能性があります。
また、二輪車は低速で走行すると、バランスを崩しやすくなります。
低速でバランスを保ちながら、ギアとクラッチを操作するのは、初心者では難易度が高くなるでしょう。
普通自動車のAT限定の免許もっていても、クラッチに戸惑うでしょう。
MT車で免許を取得している場合は、クラッチとシフトの操作の仕組みを知っているため、二輪車の運転もある程度は進めることができます。
しかし、二輪は左手でクラッチレバーを握り、左足でシフト操作になるため、慣れが必要です。
二輪は両手両足を使ってブレーキやクラッチ、シフトなど、常に複雑な操作が求められるので、四輪の免許をもっていても難易度は高いでしょう。
また教習所によって、普通二輪免許を取得していないと、大型二輪を受けられないところもありますので、事前に教習所に確認をしましょう。
いきなり大型二輪を運転するのは難しく、普通二輪と大型二輪では基本的な運転は共通し、異なるのは、バイクのサイズとエンジンの馬力です。
先に普通二輪の教習を受け、二輪の運転に慣れておいた方が、大型二輪の免許も取りやすくなるでしょう。
また、普通二輪をもっていると、大型二輪を取得する教習所の時間短縮になります。
大型二輪時の教習時間の目安
運転免許を何も持っていない、大型二輪を取得したい場合は、36時限の技能教習と、26時限の学科教習が必要なため、合計62時間かかります。
では、普通二輪の免許を取得するには、19時限の技能教習と、26時間の学科教習が必要になり、普通二輪の免許を持っていた場合は学科学習を受ける必要がなく、大型二輪の技能教習は12時限となります。
合計57時間で、普通二輪と大型二輪の両方の免許を取得することができます。
いきなり大型二輪に挑戦するよりも、5時間短くなります。
普通車免許を持っている場合は、31時限の技能教習と、1時限の学科教習になりますよ。
大型二輪時の教習の費用
大型二輪免許を取得する費用は、取得方法で異なります。
教習所に通う通学か、合宿にするか選ぶことが可能です。
教習所によって、取得費用が異なるため、だいたいの金額をお知らせします。
通学を選択、何も免許なし、大型免許を取得する場合は、約24万円。
既に普通二輪の免許を持っている場合は、約12万になります。
時間に余裕があり、まとまった時間を作ることができるのであれば、合宿をオススメします。
参加する時期、教習所によって費用は異なりますが、シングルルームで約10万円になり、大幅に費用の節約ができます。
しかも、合宿を選ぶと、短期間で修了できるもがメリットです。
先に普通二輪を取得することが大事
大型二輪免許は18歳から取得ができ、排気量400ccまでの大型バイクから中型、小型も運転可能です。
いきなり大型免許を取得するよりも、先に普通二輪の免許を取得する方が、時間的に効率がよく、また合宿を選ぶことで費用と期間の短縮も可能です。
合宿で、普通二輪と大型二輪の取得をオススメします。