免許取得方法は合宿のほうがよいのか
自動二輪免許取得方法は、教習所へ通う通学か、合宿か選ぶことができます。
どちらがいいのか迷いますね。
合宿時のメリットとデメリットを知ることで、判断材料になるのではないでしょうか
教習所へ入校後は、通学から合宿、合宿から通学への変更はできないため、事前によく考えることをオススメします。
合宿を選ぶメリット通学と比較すると
最短で免許の取得が可能です。
免許取得には法律で定められている時限分の技能学習と学科学習を受ける必要があり、その後卒業検定試験に合格しなければいけません。
決められた時限時間を、終わらせる期間は通学で、約10日~1カ月かかりますが、合宿では9日間という短期間で終わります。
合宿では、1日で必ず2時限(3時限の場合あり)乗車でき、その他の時間で学科を学べるため、時間のロスがないので最短で卒業が可能です。
合宿を選びと、料金が安い。
期間にもよりますが、安くなる時期があります。
通学では、年間を通じて一律の料金になり、だいたい普通二輪免許は13万円~、大型二輪免許では、10万円~で教習所によって料金は異なります。
では、合宿の値段は、安い時期で10万円台、学割やネット割など各割引制度を利用すると、9万円ほどになります。
安い時期は、教習所のオフシーズンになり、夏休みや冬休みの長期の休み時期は値段が高くなり、その他の月は安くなります。
また手続きが楽ちんです。
合宿では、乗車や学科時間、卒業検定日までのスケジュールを教習所が組んでくれます。
通学の場合は、予約を取ったり、キャンセルしたり、検定試験日の調整など、さまざま手続きがあり、時間のロスが多くなる状態です。
学校や、仕事をしながら時間の調整をしなくてはいけなく、希望日に予約が取れないなどもあるでしょう。
合宿では、予約不要で教官が作ったスケジュール通り進めるだけですみます。
さらに、合宿では楽しく充実感があります。
合宿免許は、全国から、免許取得という同じ目的をもった人が集まるので、話があい楽しくなるでしょう。
そこで、共通の趣味や、大学の先輩後輩だったなど、ちょっとした出会いの場です。
合宿後も付き合いが続く方もいます。
合宿を選ぶデメリット
スケジュール管理されている。
メリットでもあるスケジュール管理ですが、入校すると卒業まで帰宅不可です。
合宿中に予定をいれても、行くことができませんので注意してください。
合宿はある程度、まとまった休みを取れる人しか参加は無理でしょう。
拘束感があります。
普通二輪免許は9日間、大型二輪免許だと6日間は教習所に缶詰状態です。
毎日教習がびっしり入り、丸1日休んでどこかへでかけたくなってもできません。
また、共同生活になりますので、教習所、宿泊施設のルール、起床時間やお風呂と食事の時間なども決められているので、窮屈だと感じる方もいます。
とくに、他人と共同生活になれていない方ほど、ストレスがたまるでしょう。
会話が下手、苦手や人見知りをする人にはキツイと感じます。
同じ屋根の下にいるので、ある程度のコミュニケーションは必要です。
話しかけられても、返事をしないと孤立する可能性があります。
合宿生同士でグループがまとまることが多く、その場に入れないとつらい合宿になる可能性があります。
他の合宿生や教習所の環境になじめず、体調不良になる方もいるので、不安な方は通学をオススメします
合宿の方が費用が安い
合宿では、費用が安くなり、短期間で免許が取れます。
ですが、まとまった休みが取れない人に、合宿は厳しいでしょう。
いろいろなメリットも人によってはデメリットになります。
費用と時間短縮は魅力的ですが、不安感が強い方は通学か、友達と一緒に参加してみるのはどうでしょうか。