道の駅うとろ・シリエトクはどんな道の駅?
ちょっとユニークな名前の道の駅うとろ・シリエトクは、斜里郡斜里町ウトロにあります。
うとろは地名、そして「シリエトク」とはアイヌ語由来の言葉で「大地の突端」といった意味です。
知床半島にある、まさに「突端」の名前がふさわしい施設と言えるでしょう。
最大の特徴としては、この道の駅に隣接する形で知床世界遺産センターが立地している点が挙げられるでしょう。
道の駅としての魅力は?
こうした立地条件のため、最大の特徴はそのまま最大の魅力にもなります。
知床世界遺産センターに訪れるための場所としてピッタリなんです。
これから知床半島の観光に出向こうとしている方の情報収集の場としても適している一方、知床世界遺産センターを目的に訪れる方が利用する場所としても適しているのです。
また、建物の外観が懐かしいデザインとなっており、伝統的な日本家屋のような見た目をしています。
これは北海道の漁師が仕事場となる海岸沿いに作業場・宿泊所である「番屋」をイメージしたものであり、このデザインで北海道の伝統・歴史をアピールする目的もあるようです。
施設内には観光案内も設けられており、知床観光に関するさまざまな情報を入手することができます。
また知床といえばなんと言っても自然遺産の世界遺産として認定されたスポット、海の幸を味わい、特産品を購入できるスポットも用意されています。
レストランでは新鮮な海の幸を使ったメニューを日替わりで提供しており、いつ訪れても知床ならではの食材の魅力を堪能できます。
物産販売コーナーでは知床の特産品を多数取り扱っており、「鮭調味料シリーズ」や「こけももサイダー」「鮭チップス」などお土産にピッタリなユニークな製品も見つけることができるでしょう。
そしてなんと言っても特筆すべき点は、北海道じゃらんによる北海道内の「言ってみたい道の駅ランキング」において堂々の1位を獲得している点です。
道内各地にたくさんの魅力的な道の駅がある北海道においての1位ですから、いかに価値が高いかがうかがえます。
しかもそのランキングでの評価では、レストラン、お土産品、観光案内ともに非常に高い満足度を記録していました。
こうした施設の魅力に加えて知床世界遺産センターにも訪れることができるわけですから、高い評価を受けるのも当然かも知れません。
アクセス
知床半島の付け根部分にあるため、知床半島の玄関口のような位置づけともなっています。
まずここに訪れて情報などを入手したうえで観光スポットを巡っていく、というのが一般的なパターンとなるでしょう。
国道334号線、ウトロ漁港第2港区に立地しています。
公共の交通期間でもバスが2系統運行されており、斜里バスでは「ウトロ道の駅」バス停、北海道中央バスでは「道の駅うとろシリエトク」バス停から行くことができます。