実際にバイクを選んでから購入して乗れるまでどのようなステップが必要なのでしょうか?
バイクを購入してから実際に手元に置いて乗れるようになるまでどれくらいの期間かかるかについて解説していきます。
バイク購入のステップ
まず最初にどんなバイクを購入するかを調べ、実際にその車種が売っているお店へ連絡をします。
実際の店舗に行って購入するのもよいですし、インターネットなどを通じて直接送ってもらうようにしてもかまいません。
購入するバイクと価格に納得したら、その購入代金を現金やローンで支払います。
購入者が未成年の場合には、購入名義は保護者など20歳以上の人となります。
支払いがすんだバイクは、購入するお店側が最初に責任を持ってメンテナンスをすることになります。
中古品の場合は特にきちんと安全な乗車ができるかどうか、各種パーツの確認や点検整備を行ってからの出荷となります。
また購入するバイクが251cc以上の場合には車検を行う義務が発生するため、そのための手続もお店側で行います。
メンテナンスが済んだら車両登録の手続きをするとともに走行テストなどを行います。
これらの手続きや整備が終わったところで、ようやく納車という流れになります。
そのため、もし状態がよくすぐにでも出荷ができるような車種であるなら、登録や車検の手続きをすませるだけですぐに納車を受けることができます。
購入してから納車までの時間の長さは、この点検整備がどの程度必要かということにかかっていると言えます。
ですがだいたい注文が確定してから2~3週間程度が一般的な期間となるようです。
バイクの選び方
次に購入するバイクの選び方ですが、こちらはできれば実際にお店に行ってそのバイクの状態を見てから購入することをおすすめします。
選ぶときのコツとしては、初心者ならできれば慣れている人と一緒に行ってそのバイクの状態が本当はどんなものかを判断してもらうということです。
新品バイクをディーラーから購入するということなら間違いはないのですが、中古バイクの取り扱い店の中には在庫整理のために実際にはそれほど状態がよくないものを平気で勧めてくるようなお店もあるからです。
とはいえ、ほとんどのバイク業者は本当にバイクが好きで営業されている方も多いので、詳しい人の意見を聞きつつ気に入ったバイクはどれかを選ぶようにするとよいでしょう。
免許取った帰りにバイクで帰宅
先ほど注文から納車までの期間は2~3週間程度かかると言いましたが、これは免許取得期間中のまだ免許がない状態であっても注文をしておくことはできます。
免許を実際に持っているかどうかと、バイクの登録や保険への加入は全く別のことであるので、免許取得の時期を見越して先にバイクを買っておくという方法もできます。
納車まで手続きを済ませておけば、試験に合格したらすぐ乗れるようにできます。
かなりバイクが好きで待ちきれないという人の中には、自分が免許を習得する免許センターに時間を指定して新しいバイクを配送してもらい、免許取得が終わったその帰りに早速新しいバイクに乗って自宅に帰ったというような人もいるそうです。
そこまではちょっと大げさでも、感覚を忘れないためにも免許取得をしてすぐにバイクが届くようにあらかじめ予約はしておきたいですね。