トライアンフの中古車保証制度について
トライアンフでは新車購入と同じように、中古車についても充実した保証制度を取っていることで知られています。
ほぼ新車に近い制度となっているのが特徴で、保証期間は最長で2年3か月となっています。
特に購入後3か月については、初期不具合発見期間という位置付けをしていて、販売店によって修理や部品交換の無料対応がなされます。
さらに、まだ初期登録から年数が経っておらず、新車としての保証期間が残っている場合は、そのメーカー保証期間に加えて中古車保証期間が足される形となります。
かなり長期にわたる保証を受けられるのが、トライアンフのとても良いところです。
しかも、走行距離については無制限となっていますので、通勤などで毎日のようにバイクに乗る方や長距離ツーリングをされる方でも安心です。
ただし、アクセサリや消耗品については保証対象外となりますので、前もって保証範囲を確認しておきましょう。
トライアンフが定める中古車の基準
トライアンフでは、認定中古車としていくつかの条件を定めています。
まず、正規輸入車として取り扱われている車体であること、初年度登録をしてから6年以内であるという条件です。
そして、走行距離が3万km以内のバイクに限られ、フレームにおける修復歴が存在しないものだけが認定中古車として販売されます。
もちろん、販売に当たってはしっかりとした点検整備がなされますので、いわゆる現状渡しのような不安感が残る売り方はしていません。
全体的に、機能には全く問題はなく外観や一部パーツに小さな傷もしくは錆が見られる程度の高品質のバイクだけが店頭に並びます。
納車前には42項目から53項目の点検ポイントをバイクのモデルごとに実施しています。
さらに、モデルによって5品目から7品目の交換作業も実施しています。
その中には、エンジンオイルやファイナルギアオイル、冷却水、ブレーキグルードなども含まれます。
徹底した整備をした状態で引き渡しますので、中古車であってもスムーズに乗り出せるのがうれしいところです。
その他のサポート
認定中古車については、充実したトラブルサポートも提供されます。
24時間いつでも所定の番号に電話することで、車両トラブルに関する相談をすることができます。
必要に応じてバイクをレッカーすることができ、距離無制限のサービスを活用できます。
また、自宅に帰る手段がない場合、替わりの交通機関を手配します。
このトラブルサポートは、自損事故であっても適用できますので、ツーリングをしている時などに万が一のトラブルに遭遇した際に大いに助けとなります。
メーカー認定のサービスですので、丁寧な対応で安心感があるのもメリットと言えます。