ライダーハウスを活用しよう
長距離のバイクツーリングをするときに便利なのが「ライダーハウス」と呼ばれる施設の利用です。
ライダーハウスとは、簡単に言えば雨露を凌ぐことができる簡単な施設のことであり、通常のホテルや民宿と違ってあくまでも自炊や自分で寝具を準備することなどが利用の条件となっています。
施設内で料理の提供をしたり部屋を用意して寝具を提供する場合には、旅館業をきちんととらないと営業ができないことになっていますが、それらを行わない場合にはかなり内部施設の管理がゆるい基準になります。
ユースホステルなどにも良く似ていますが、ライダーハウスの方がより宿泊のための施設が簡便であり、自力での準備が前提となるということが一般的な認識となります。
ライダーハウスとは
ライダーハウスはツーリングライダーが特に多い北海道地域以外ではほとんど見られることのない宿泊施設の形態です。
ライダーハウスの内部はさまざまで、倉庫のようにただ広い空間があるだけというところもあれば、通常の宿やペンションのようにキッチンやお風呂がついているような場合もあります。
長距離ライダーのためにランドリールームや冷蔵庫などがあることもあり、一つのイメージでまとめることはできません。
ですが総じて利用にかかる料金が大変安く、数百円から利用できるようなところもあります。
女性ライダーにとってはちょっと抵抗感がある場所であるかもしれませんが、きままな一人旅として北海道ツーリングをするときには、このライダーハウスを利用すると大変便利です。