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スピード違反の検挙数全国ナンバー1!

人口1000人あたりのスピード違反での検挙件数において、北海道は全国のナンバー1です。
ちょっと不名誉な記録ですが、他県に比べて圧倒的な面積を誇り、しかも広大な自然の中で延々と直線通路が続くなどついついスピードを出しやすい環境にあるのが大きな理由でしょう。
その1000人あたりの検挙件数は約30件で、単純に考えるとドライバー100人のうち3人はスピード違反を起こす、ということになります。

ただ、スピードを出しやすいからといってスピード違反をしてよいわけではもちろんありません。
北海道はスピード違反が多いということは、誰でも違反をして検挙されてしまう可能性がある、と考えることもできます。
これは北海道在住の人だけの話ではなく、現地でレンタカーを借りて運転する観光客にも当てはまる話です。

北海道は取締が厳しい?

もうひとつ、北海道の検挙数が多い背景には取り締まりが厳しい点もよく挙げられます。
「北海道ではドライバーはスピードを出しやすい→警察が厳しく取り締まる→検挙数が増える」という図式が出来上がっているのです。
ですから、ついつい直線道路で退屈して、または早く目的につきたいあまりにスピード超過をしてしまうと、あっという間に検挙されてしまう恐れもあります。

取り締まりに引っかからないためには制限速度を守って運転することが第一なのですが、取り締まりが厳しい場所に気をつけることも大事です。
例えば固定式のオービスが設置されている場所ではぜったいに速度超過はしない、これは鉄則中の鉄則です。

注意したいのは、移動式オービスでしょう。
2019年に北海道警察がレーダー式の移動オービスを導入し、より厳しくスピード違反の取り締まりを行うようになりました。
ですから、移動式オービスがいつ、どこに設置されるのか事前に察知するのが難しいのです。
しかも道路の左側に設置されるとは限らず、木の陰などに隠して設置することもあると言われているので要注意です。
近年とくに北海道ではスピード違反の取り締まりが強化されている、と言われています。

一般的に取り締まりが多いエリアとしては、国道が挙げられます。
交通量が多いこと、国道なのでオービスなどを設置しやすいことなどが理由です。
国道はついついスピードを出してしまいやすい傾向がありますから、重々注意するようにしたいものです。

それからもうひとつ、覆面パトカーが取り締まっているケースもあります。
普通の車のように運転しているのですが、スピード超過をした車を発見するとたちまち追跡をはじめて取り締まるのです。
これもなかなか見極めが難しいですがドライバーが「それっぽい」服装をしていたらちょっと注意するべきかもしれません。

あくまで安全運転が大前提

繰り返しになりますが、あくまで安全運転が大前提です。
北海道ではローカルルールと呼ばれるものもあり、制限速度から時速20キロほどオーバーして運転することが珍しくないとも言われます。
しかし当然検挙のリスクだけでなく危険も増すので、そうしたローカルルールには流されず、あくまで安全運転を心がけるようにしたいものです。