芦ノ湖スカイラインの概要
芦ノ湖スカイラインは、特にバイクでのツーリングにおいて、多くの魅力を持つ道路です。
この道は箱根峠から湖尻峠までを結び、全長は約10.7kmあります。
この道は神奈川県と静岡県を跨ぐ形で存在しており、伊豆方面へのアクセスにも便利です。
アクセスは、東名御殿場や東名厚木JTCを起点に、または三島市や沼津市からでも、いくつかのルートで容易に到達できます。
この道の最大の特徴はその絶景です。
特に、芦ノ湖側からは富士山がずっと視界に入りながら走ることになります。
標高が1,000メートルほどある尾根づたいに走ることになるため、どこまで走っても展望が素晴らしいです。
道自体はアップダウンが続き、コーナーも連続して走りがいのある構造になっています。
そのため、スピードを楽しむバイクも多いです。
通行料金は二輪車300円で、駐車場は箱根芦ノ湖展望公園などいくつかの場所に設けられています。
ただし、人気の高い道ですから休日などには混雑が予想されます。
おすすめの時期としては、富士山が雪を被った紅葉の季節です。
また、年間を通して夕暮れ時も美しい景色が楽しめるでしょう。
冬季閉鎖はありませんので、季節を問わず訪れることができます。
芦ノ湖スカイラインの魅力
芦ノ湖スカイラインは夜景もまた魅力です。
湖面が月明かりや遠くの街灯で照らされる様子は、昼間とは一味違った風情があります。
また、道路自体、アスファルトの状態が非常に良い点もバイクにとって魅力です。
ハンドリングがしやすく、安全に走行を楽しむことができます。
加えて、多くのバイクファンに有名な道路なので、バイク仲間が見つかるという魅力もあります。
特に観光地である箱根周辺はバイクファンが集まるスポットが多いので、新しい出会いを楽しむのにぴったりでしょう。
芦ノ湖スカイライン周辺の観光スポット
バイクで芦ノ湖スカイラインを走った後には、立ち寄りたい観光スポットが周辺にいくつもあります。
まず、箱根町立森のふれあい館です。
箱根の自然環境を深く知ることができる展示が豊富にあります。
季節によっては自然散策のイベントも開催されているので、バイクで風を感じた後に森の中で心地よい時間を過ごせるでしょう。
スポーツファンには見逃せないのが、箱根駅伝ミュージアムです。
箱根駅伝の歴史や名選手のエピソード、貴重な記録写真などが紹介されています。
特にシアターゾーンでは、過去の名勝負を振り返ることができ、興奮を再体験することができます。
芦ノ湖には芦ノ湖を一望できる「箱根海賊船」という観光船があります。
近世ヨーロッパの帆船を模した遊覧船で、富士山や周囲の山々を湖上から眺められます。
最後に、釣り好きには芦ノ湖水産センターも外せません。
年間を通じてさまざまな種類の魚が釣れるので、ツーリングと合わせて一日楽しむことができます。