大佐渡スカイラインがおすすめの理由
大佐渡スカイラインは、佐渡島の北部にある大佐渡山地に位置する道路です。
金井地区と相川地区を連絡するルートにあって、全長はおよそ30kmです。
いわゆる山岳観光道路となっていて、雄大な山々の景色と共に島の周りを囲む海を見られるのがおすすめポイントです。
このエリアには佐渡島で最も標高が高い金北山があり、大佐渡スカイラインの途中にはこの山に登るための主要地点となる白雲台という場所があります。
白雲台は標高が850mくらいあるため、ここから周囲を見渡すと、島のすべてを見ることができます。
佐渡島に来たら、島の全容を知るためにもこの道路を走るのがおすすめです。
どの季節でも雄大な自然を楽しめるのですが、特に秋の紅葉シーズンは人気が高いです。
山々が彩豊かになり、日本海の広さをバックに非日常感を与える景色を作っています。
道路自体はきちんと整備されているので走りやすいですし、道幅も十分に確保されています。
もちろん山岳道路ですのでアップダウンが厳しいですし、Rのきついカーブも多数あります。
しっかりとした技術が求められるものの、走って楽しい道路と言えるでしょう。
大佐渡スカイライン周辺の観光スポット
大佐渡スカイライン付近には、佐渡島ならではの観光スポットがたくさんあります。
たとえば佐渡市トキの森公園は、特別天然記念物に指定されているトキを見ることができるスポットです。
さまざまなトキに関する資料が展示されている他、自分の目でトキの美しい姿を見学できるエリアも設けられています。
また、世界遺産に登録されたことで話題を呼んだ佐渡金山も、佐渡島に来たら見ておきたいスポットです。
ここでどのように金が採掘されてきたのかといった歴史を振り返ると共に、採掘によって生まれた奇妙な山の形を眺めることもできます。
選鉱場跡はすでに廃墟となっていますが、それが独特の世界観を持っているとSNSでも人気のスポットです。
大佐渡スカイラインへのアクセス
本州から佐渡島に渡る場合は、たいてい佐渡両津港に到着します。
ここから大佐渡スカイラインのナンバーワンスポットである白雲台までは、だいたい40分というところです。
ルートとしては簡単で、国道350号線に入って北部に25kmくらい進んでいくだけです。
白雲台付近には普通車が25台くらい停められる駐車場が備えられていますので、停車して時間を過ごすのも問題ありません。
特に通行時間についての規制はなく、24時間走れます。
ただし、11月の中旬から4月中旬くらいまでは冬季通行止めが実施されますので、閉鎖やオープンの情報は事前に確認しておいた方が良いでしょう。
夏から秋にかけての訪問がおすすめです。