魚沼スカイラインの概要
魚沼スカイラインは、新潟県の南魚沼地域に位置する約20キロメートルの県道です。
十日町の十二峠を起点に、南魚沼市のハ箇峠までつながっています。
このスカイラインは、信濃川を見下ろしながら、その支流が合間を縫うように描く高い山々を尾根沿いに走る道です。
バイクで走ると四季それぞれの美しい風景が楽しめます。
春から初夏にかけては新緑がまぶしく、夏のナイトツーリングでは夜景や星空が見ものです。
また、気候によっては雲海が見られるときもあります。
もちろん秋の紅葉シーズンは言うまでもなくすばらしいです。
昼夜問わず楽しめる道路ですが、冬季は積雪のため封鎖されるので注意してください。
バイクでのアクセス面は、関越自動車道から各インターチェンジから短時間で行けます。
途中には展望台も設置されており、南魚沼の地形や、霊峰八海山を始めとした名山たちを一望できるのがおすすめポイントです。
魚沼盆地の美しい田んぼも見ることができます。
魚沼スカイラインの魅力
バイクのツーリングには魚沼スカイラインは多くの魅力を持っています。
まずはなんといっても、自然の美しさでしょう。
早朝や夕方などの霧の発生しやすい時間帯には、辺りが幻想的な風景に一変します。
そのなかをバイクで走っていると、まるで異世界を走っているようです。
また、ワインディングが続く道路なので、ハンドリングを楽しむのにも魅力的なコースです。
コーナーの多さとその角度が、バイク乗りにとってはテクニカルな楽しさを提供してくれます。
周辺には立ち寄れる地元の店がたくさんあることも魅力の一つでしょう。
新鮮野菜や地元で獲れたばかりの魚、地ビールなどおみやげにもぴったりのものがたくさんあります。
魚沼スカイライン周辺の観光スポット
魚沼スカイライン周辺には、ツーリングの途中で立ち寄りたくなるようなスポットがいくつもあります。
まずは魚沼展望台を目指しましょう。
標高920mに位置していて、見晴らしは最高です。
それより下、標高700mくらいのところにある八箇見晴台も併せて立ち寄っておきたいスポットです。
魚沼の市街地が一望できますし、特に霊山とされる八海山が目の前に広がる景色は圧巻です。
ただし、この辺りは急なカーブが多いうえに道が狭くなっているので、バイクでの走行には気をつけてください。
地元の特産品を楽しめる場所が「魚野の里」です。
特に有名なのが笹団子ソフトクリームで、その独特の風味が人気を呼んでいます。
また、いなごの佃煮をトッピングした「畦道ソフトクリーム」も話の種におすすめです。
最後に、南魚沼市に寄ったらぜひ六日町温泉にも訪れましょう。
田園地帯に点在する温泉地で、大小さまざまな宿泊施設があります。
日帰り入浴もできて、長時間のツーリングで疲れた体を癒すのに最適です。