日本の教習所制度について

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日本の教習所制度は免許取得に時間がかかると有名

運転免許取得時間は、普通二輪で技能学習19時間、学科学習26時間で合計45時間の受講が必要です。
いきなり二輪大型免許を取得したい場合は、技能学習36時間、学科学習26時間で合計62時間になります。

日本の自動車教習制度で免許を取得するための時間は、海外に比べ、世界で最も長いと言われています。
なるほど、大型二輪の免許取得に62時間は長いですね。
その分しっかりと学習ができ、安全に運転ができる、程よい時間なのでしょう。

海外の教習所事情比べると

教習制度がある国は、複数存在し、ベルギー、台湾も教習所があります。
海外では、運転免許取得のための練習は、ほぼ実践的な内容が多く、車の免許は、公道走行時に一定の条件をクリアしたベテランドライバーが同行して指導することが主流です。

バイクの免許取得は、自身のバイクに乗り、公道で講習や試験を受ける制度を、アメリカでは使用し、その制度多くのを国が採用しています。
日本でもしこの制度が採用された場合、いきなりの二輪大型免許の取得する夢が叶うかもしれません。
ですが、いきなりの公道なので、危険な状態での講習でリスクはあるでしょう。

アメリカのように、広大な土地と道路があるからこそ、できている制度の可能性もあります。

免許制度の廃止または必須にした国も

また、カンボジアでは一部の免許制度を廃止に。
カンボジアでは、排気量125cc以下のバイクは免許制度が廃止になりました。
生活の道具として、バイクが大活躍で必須となり、生活のために制度を廃止したと考えられます。
ですが、バイクによる若者の交通事故死者数の増加が問題になっています。

逆に免許制度を必要にした国もでてきています。
イタリアでは、2004年までは14歳~17歳まで無条件で乗ることができたモペッド(排気量50ccの原付相当)の運転を、事故対策として、筆記試験または中学校での所定コースを受講することが必須となり、免許が必要になりました。

日本よりも年齢が若く、そして筆記かコース走行か選べられるのは、よいことなのか。

運転技術をしっかり学ぶことが大事

日本人からすると、そんな短期間で大丈夫なのか心配になりますね。
免許取得したい人にとって、許可制や教習時間が短いことは、うれしいかもしれませんが、社会全体から見ると、事故率増加などがあるため、十分な講習と練習を受けたライダーが歓迎されるでしょう。

カンボジアの免許制度なくしたことによる、交通事故死者数の増加は、事前に想定できた問題です。
イタリアの、中学校から原付に乗れるのは驚きですね。

日本の免許制度は長すぎますが、しっかりと運転技術を学ぶことで事故などのリスクを軽減しています。
また、バイクなしでも生活に困らない環境が、大きいのではないでしょうか。