苦手な教官との接し方

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教習所の教官は怖い人が多い?

実際にバイクの免許を取りに教習所に行くと、教官が怖いという印象を持つ人もいます。
しかし、それは人によって大きく違うものです。
教官の指導をしっかりと聞いて、初心者であっても丁寧に走行しようと心がけたり、分からないことや心配なことがあったら教官に聞いて学ぼうとする人であれば、教官も丁寧に教えてくれます。
一方で、教官の言うことを聞かなかったり、安全を無視した行動を取ったりする場合は厳しく指導することもあります。

教官は、単にバイクの走行技術を教えるだけが仕事ではありません。
指導を通して、生徒たちが安全に走行できるようにするのが使命なのです。
バイクは大きな事故につながりやすく、死亡事故に発展するリスクも高いです。
それだけに、教官としては絶対に自分が教えた生徒が、そのような悲惨な目に遭ってほしくないと思っています。
安全については、どうしても厳しく教えるというのは仕方のないことなのです。

また、全体的な傾向として教習所の教官は男性が多いですし、たいていの生徒よりも年上の人ばかりです。
性別や年齢が違うため、委縮してしまって怖いという印象を持ってしまう生徒もいるのです。
実際には丁寧に教えてくれているものの、こうした印象が先行してしまうこともありえます。

苦手な教官がいる場合の接し方

人間同士である以上、どうしても苦手な教官がいるということもあるでしょう。
そんな場合は、事前に予習をしていくことが大事です。
こちらが真剣に教習に取り組んでいるということが分かると、それに応えて丁寧に指導してくれるようになるものです。

また、教官と話す時には、元気よく話すように心がけましょう。
教官の言っていることを聞いているという印象を与えることができますし、頑張っているというイメージを持ってもらいやすくなります。
安全確認などの際にも声をしっかりと出して実施することで、安全に気を配っているという点を見てもらえますので、厳しく指導されることもなくなるでしょう。

それでも、どうしても特定の教官への苦手意識が消えないということもあるかもしれません。
自分には厳しすぎるという感情が強いのであれば、そのまま教習を続けてもストレスが増すばかりです。
そうであれば、教習所の窓口担当の人に相談してみると良いでしょう。

実際に無理な指導をしている教官がいる可能性もありますので、そのことを教習所に知ってもらう必要もあります。
相談をすることでそれ以降の指導を優しくしてくれるようになるかもしれませんし、他の教官に当たるように予定を組んでくれる可能性もあります。
いずれにしても、一人で悩むのではなく、周りの人に話を聞いてもらうなどして相談して解決を図ることが重要です。