気温差に気をつける
秋なれば、夏から冬への移り変わりの時期となり、段々と気温も寒くなっていきます。
とは言っても、秋になったような時期なら、まだまだ日中は気温も高く暖かいです。
この時期は気温の変化が激しいので、それに対応した服装を考えるべきです。
日中は暖かいと思っても、日が落ちれば気温が下がって寒いということもあります。
ツーリングに出かける際、朝方出発するならお昼過ぎになって気温が高くなれば、一枚服を脱げば良いでしょう。
しかし昼前に出発して薄着で行くなら、夕方以降の寒い気温に対応できるように、一枚余計にジャケットや上着を持っていくべきです。
もしも暑ければ着ないで済み、寒ければ着ればよいので、持って行って損はないでしょう。
もちろんタイヤやオイルの状態もチェックして、万全の状態で出発するようにします。
タイヤが磨り減っていて溝がほとんどないような状態なら滑りやすいので、新しいタイヤに交換するようにしましょう。
またオイルが古くなって汚れているような状態なら、これも新しいオイルに交換しておきましょう。
どちらも自分で交換することは可能ですが、特にタイヤとなると道具がないと交換できないので、バイク屋さんやってもらった方が無難です。
路面状態を見る
秋になると紅葉になり、紅葉が終わると枯れ葉が地面に落ちてきます。
路肩には枯れ葉が積もっているような場合も多く、このような状態のところを走るのは、滑りやすく危険です。
特に雨が降ったあとは、枯れ葉が濡れていて滑りやすく、ライダーにとっては危険な道になっています。
秋の路面のこのような状況に注意して走るようにしましょう。
バイクというと道路の端を走るようなことも多いので、枯れ葉の上を走るようなこともあります。
また枯れ葉が積もっている場所を避けようと思っても、車があったりしてラインを変えられないようなこともあるので、このような時も注意すべきです。
気をつけるべきは、特に道路が乾いているときの枯れ葉です。
一見すると枯れ葉も乾いているように見えますが、積もっている枯れ葉はその内側が濡れており、うっかり上を走ると滑ることもあります。
もちろん雨が降っていれば、路面も滑りやすく枯れ葉でも滑りやすいので、尚更気をつけて走らないといけません。
普段から無理なスピードを出して走るようなことはせず、自分がバイクを制御できる範囲のスピードで走るべきです。
ツーリングをすれば、急に人や乗り物や動物が飛び出してきて、急ブレーキをかけないといけないような場面もあり、そのような時も冷静に予想して対処しないと、転倒して大けがすることになります。
また転倒したら、自分だけでなく、バイクも壊れて廃車になることもあります。