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バイクにETCを導入するメリット

ETCの導入は、まず何より時間の節約につながります。
高速道路の料金所で停車する必要がなくなるため、目的地にこれまでより早く到着できるようになるのです。
また、経済面でもメリットがあります。
一部の高速道路ではETC利用者向けの料金割引があり、特に深夜や早朝には大きな節約が期待できるでしょう。

実は、バイクの安全面においても、ETCの導入によって向上が期待できます。
なぜなら料金所で停車して現金をやり取りする必要がなくなるからです。
自分が運転に集中できるだけでなく、後ろからの追突事故や交通渋滞のリスクを低減させる効果があります。

さらに、一旦停止することがなくなれば燃費も向上するでしょう。
併せて、料金所での停車が減ることで排気ガスの排出が減るため環境保護にも貢献します。

その他のメリットとしては、ETCの利用履歴の活用です。
履歴を見ることで、後から自分が走ったルートや料金を容易に確認できるようになります。
このことは、経費の精算だけでなく旅行の計画などにも役立つでしょう

加えて最近のETCは多機能で、高速道路の料金以外にも駐車場料金やフェリー料金など、多くの料金支払いに活用できます。
このように、ETCをバイクに導入することは時間、費用、安全性、環境など多角的な面から見て非常に有益なのです。

バイク用ETCの選び方

バイク用のETCを選ぶ際には、いくつか考慮したいポイントがあります。
まずカードの読み取り方式についてですが、一般的には非接触型のRFIDが用いられています。
これは高速で安定した読み取りができるように開発された無線通信を用いた技術で、特にバイクのような振動や風圧がある状況でも安定した読み取りが可能です。

次に設置方法ですが、ETCによって、ハンドル周りに取り付けるタイプ、メーター周りやカウル内に設置するタイプなどがあります。
取り付け位置によっては操作性や視認性に影響が出るため、自分のバイクの構造をよく見て、わからない場合はショップの詳しい人に相談しながら選ぶとよいでしょう。

本体のサイズや重量も考慮しておきたい点です。
特に小型バイクやスクーターでは、限られたスペースに収める必要があるためコンパクトなモデルを選ぶようにしましょう。
大型バイクであっても、ETC本体のサイズがコンパクトな方が邪魔にならず使い勝手が良いです。

耐震性や防水性も、バイク用のETCにとって非常に重要な要素です。
バイクは震動が多く、加えて雨風にさらされるため、これらの性能が高いモデルを選ぶことが推奨されます。
以上をまとめると、安定したカード読み取りができ、好きな位置に設置できて、さらに耐震性と防水性に優れたコンパクトなモデルが最適です。
それを押さえたうえで、ご自身のバイクのスペックや用途に合ったETCを選ぶのが賢明な選択と言えるでしょう。