雨の日の装備
バイクでツーリングにいくとなると、大変なのが雨の日です。
雨風を直接受けてしまいますので、対策しないとずぶぬれになって大変です。
雨の日の装備としては以下の物があると良いでしょう。
・フルフェイスヘルメット
雨の日はやはりヘルメットはフルフェイスに限ります。
半ヘルやジェットヘルメットとなると、どうしても顔が風に当たるので、雨でもぬれてしまいます。
特に雨が激しいと視界が悪くなり、目も開けられず運転どころではありません。
・レインウェアとレイングローブ
雨の日は服も雨風対策をしなければなりません。。
レインウェアを使うなら、バイク用の物を使ったものを使用しましょう。完全防水なら水がしみ込まずおすすめです。
一般的なレインウェアだと、隙間があるので雨が入ってきてしまいます。
また通常のバイク用のグローブに耐水性はないので、耐水性のあるレイングローブを使いましょう。
・ゴアテックスジャケット
ゴアテックスは防湿性素材として、ライダーには欠かせない素材です。ゴアテックスは防湿性能だけでなく、耐久性、防風性、においてもレインウェアで使用されている「PVCコーティング」や「ポリウレタンコーティング」をしのぐ性能を誇ります。
特に防風・防水性能は、時速100kmまで風や水をウェアの内側に浸透させません。ゴアテックスジャケットは一般的に様々な機能を備えています。ゴアテックスジャケット中には、性能を落とさずにシンプルなデザインもあります。バイクのツーリングだけでなく、普段使いでも違和感なく着こなせます。
・防水シューズ
靴も防水のシューズを履くべきです。
しかしレインウェアを着用していると、ウェアに付いた水滴が垂れて、靴の間に入ることもあります。
それを防ぐためにもシューズカバーを使うと便利です。
ニーパッド
バイクで事故を起こすと、下半身にダメージが集中します。特に膝を骨折すると1か月は自力で動けません。その後はリハビリもしなければなりません。リハビリには数年間かかります。リハビリをして動けるようになっても、後遺症に悩むでしょう。
ニーパッドはバイクで転倒した際に、ケガをしやすい膝を防護するアイテムです。ニーパッドはジーンズの下に装着するインナータイプと衝撃吸収素材を使用した高性能タイプがあります。インナータイプはウレタン製です。分厚くバイクに乗っていると少し不格好に見えます。
一方高性能タイプ素材は、薄く柔軟性があります。高性能タイプはD3Oを素材に使っていて薄いのが特徴です。衝撃吸収性も抜群で、警視庁からプロテクター普及素材として指定されています。
雨の日の走行
雨の日は上記のような装備をしてツーリングしなければなりません、完全に体を防水性能のある衣服で覆います。
これで濡れずに雨の中を走行できますが、問題は休憩時です。
そのままの格好でお店に入ると、店内が濡れますので、必ずこれらの装備は全て脱いで外してから店内に入ります。
高速道路の休憩所なら近くで脱げば良いですが、一般道の喫茶店などでは脱ぐ場所はないので、少し大変です。お店に脱ぐスペースを提供してもらいましょう。
雨の日なら道の駅など使うようにすると、装備も外しやすいでしょう。
また走行するならスピードは遅めにして走ります。
路面は滑りやすくなっており、砂利などに引っかかっても転びますので、注意しながら走ります。
さらに注意しないといけないのは、路肩のマンホールや排水溝の蓋です。
これらは金属でできていますので、雨の日に上を走ると滑って転ぶ危険があります。
このようなところは特に注意して走りましょう。
信号などで止まるときや、カーブを曲がるときも注意が必要です。
急ブレーキをかけたり急にハンドルを切って曲がろうとすると、滑ってバランスを崩して転倒する危険もあります。
このようなときにも注意しましょう。
雨で視界も悪くなっており、ミラーも水滴で見えにくくなっているので、前方にも注意しながら走るようにします。
まとめると、要は雨の日はいつも以上に注意しながら走らなければなりません。
スピードも晴れの日よりも遅めにして、周囲に注意を払いながら走るようにすべきであり、いつも以上に滑りやすい路面なので、気をつけましょう。