道の駅あぷたはどんなところ?
道の駅あぷたは、北海道虻田郡洞爺湖町にある道の駅です。
「あぶた」にあるのに「あぷた」と名付けられているのは、アイヌ語を採用しているからです。
この道の駅がある地域は2006年に合併されるまで虻田町という名称であり、その地名の由来はアイヌ語の「アプタペツ」と考えられています。
これは「釣り針を作る川」といった意味で、それにちなんで「道の駅あぷた」という名前が付けられました。
どんなところが魅力?
まず立地条件ですが、高台に立地しており、眼下には虻田漁港を見下ろすことができるほか、夕方には夕日を眺める絶好のロケーションとなります。
漁港と壮大な海、そして夕日という自然の美しさ、北海道の美しさを存分に味わうことができるでしょう。
なお、施設内にはこうした景色を味わうためのテラス席も用意されているので、ゆっくり休みながら景色を楽しむことができます。
デッキもあり、夏場では涼しく爽快な気分を味わうことも可能です。
建物は番屋を意識したデザインとなっており、懐かしいような新しいような、不思議な魅力と趣深さを持っています。
規模はそれほど大きくありませんが、ちょっと立ち寄って休む、この地域の特産品や食材と接してみる場所として非常に魅力的です。
施設内にはレストランのほか定番の土産物コーナーもありますが、ここは物産品販売コーナーだけでなく物産直売コーナーにもなっており、産地の特産品を新鮮な状態で購入することもできます。
そのため、観光客だけでなく地元の人も特産品を求めて訪れるほどです。
レストランではこの地域の特産品でもあるウニとホタテを使ったメニューが充実しており、とくに一年間を通して提供されているウニ丼が人気です。
これはウニが一折そのまま出てくるボリュームたっぷりのもので、ウニの産地でもなければなかなか食べることができない贅沢なものとなっています。
ご飯に乗せて文字通り丼にして食べても良いですし、そのままお刺身のように食べるのもあり、好きな方法で味わうことができます。
ウニ弁当もあるので、持ち帰ってたっぷりウニを食べたいという方にはこちらがおすすめです。
ホタテのメニューではホタテをたっぷり使った「ホタテっ子カレー」がおすすめです。
そしてもうひとつ、アイスクリーム販売コーナーも人気で、とくにレイクヒルファーム製のものが人気です。
夏場にデッキでアイスクリーム、なんてシチュエーションも涼しげでよいのではないでしょうか。
アクセスは?
国道37号に立地しており、車で訪れる場合には道央道虻田洞爺湖ICから、伊達方面へ10分ほどで到達します。
公共の交通機関ではJR北海道の室蘭本線、有珠駅が最寄り駅となります。
有珠駅の近くには有珠海水浴場もあるので、海水浴に訪れた際に立ち寄りのもアリかもしれません。