道の駅なかさつない

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道の駅なかさつない、施設の概要

道の駅なかさつないは、北海道河西郡中札内村にある道の駅です。
同村では農村と都市の交流拠点と位置づけたうえでさまざまな開発を行っており、この道の駅のその一環として位置づけられています。
その影響もあって、館内には観光案内にとどまらず、この地域の歴史や文化を学ぶことができる施設が入っています。

道の駅の魅力

道の駅としてのユニークな点としては、施設内に豆の資料館として「ビーンズ邸」と、開拓資料館という2つの施設が入っている点です。
開拓記念館ではかつて開拓農民が実際に住んでいた住居を歴史的遺産として移築・復元したもので、館内では昔の生活用品など、この地域の歴史に触れる収蔵物を見学できます。
豆の資料館のビーンズ邸はその名前の通り豆にかかわる資料を多数収蔵しており、世界各地から集められた豆や豆に関連した家具や雑貨などを見学することができます。
ほかにも、豆の流通に関連した検査のための道具の見学や豆を使った遊びの体験、さらに豆料理のレシピを紹介しているコーナーなど、まさに盛りだくさんの内容となっています。

この2つの施設は道の駅からちょっと逸脱した面白い部分ですが、施設内にはもちろん道の駅ならではの魅力もたくさんあります。
まずお土産店とレストランが併設されている形の「カントリープラザ」ですが、地元の名産・特産品を購入できるほか、カフェレストランで食事をとることもできます。

お土産では、この地域の特産品でもある枝豆や黒豆を使用した大福が人気です。
ビーンズ邸で豆についての知識に触れてから中札内村の豆を味わう、なんてのも面白いのではないでしょうか。
レストランでは十勝地方の名産である豚肉を使用したメニューが人気です。

さらに物産販売所「花水山」では、地元の人たちも訪れるほど豊富な地元の地元の農産物が販売されています。
農産物を購入するだけでなくその場で食べられる店舗もあり、特製のジェラートやカレー、ハンバーガーなどがラインナップされています。
これらは屋外にあるテラス席で食べることが可能です。

そのほかでは、たまごの自動販売機があったり、先程上げた資料館では蕎麦屋産が入っていたりといったユニークな点もこの道の駅の魅力として挙げられるでしょう。
2022年4月にリニューアルオープンしており、新たに大型遊具が設置されたキッズスペースや授乳室、おむつやミルクを購入できる自動販売機が設置されたことでよりファミリー層に優しい道の駅に生まれ変わっています。

アクセスは?

国道236号沿い、十勝野フロマージュや六花の森などのスポットが近くにあります。
公共の交通機関でも十勝バス「道の駅なかさつない」のバス停から気軽に訪れることが可能です。