贅沢なツーリングを楽しめる
龍泊ラインの特徴は、ツーリングルートなのに山、海の両方を楽しめるところにあります。
このようなツーリングルートは多くありそうですが、実は龍泊ライン以外では堪能できないことも多く、このような背景もあるため龍泊ラインは有名な道路なのです。
具体的にどのようにして山、海を楽しめるのかというと、それは津軽半島突端の龍飛崎、中泊町小泊を結ぶ国道339号を楽しめるという意味になります。
どちらも壮大な景色を楽しめるようになっているだけでなく、今では絶景スポットが多い道路として龍泊ラインは有名になりました。
ツーリングルートとしては山を越えて海を目指すという格好になるのですが、想像以上に風が強いので注意してください。
そのため、写真撮影スポットに到着した場合も、バイクは遮蔽物を用いて駐車したほうが良いかもしれません。
また今では龍泊ラインの人気が上がっているため、道が混雑していることも多くなってきました。
お昼から夕方にかけてこのような傾向が高まっていくので、静かにツーリングを楽しみたい人は、午前から午後にかけてバイクツーリングを楽しんだほうが良いかもしれません。
また、龍泊ラインは道の駅である「こどまり」を過ぎてからは、ずっと左側に日本海を眺める格好になります。
龍泊ラインはこのような海岸線をのんびり北上できるのも特徴的ですが、実は萱部の集落からは山岳道路となっていて、標高がぐいぐいと上がっていくので注意してください。
龍泊ラインの絶景スポットについてですが、跳瞰台が絶景スポットと言われることが多いです。
というのも天候に恵まれている場合、龍泊ラインの魅力とされている津軽海峡の向こうに存在する、北海道さえも眺められるスポットだからです。
龍泊ラインのその他の特徴では、階段国道と呼ばれる車やバイクが走れない場所も有名です。
ツーリングルートから外れるスポットとなりますが、写真撮影スポットとして有名なので、このようなスポットで一休みされてから、龍泊ラインのツーリングを再開するというのも趣があって良いでしょう。
国道339号線から約40分
天候にもよりますが、アクセスは龍飛崎から小泊に向かって約20km進む格好になります。
かなり長い道のように思うかもしれませんが、国道339号線は空いているので、車やバイクであれば、長く時間がかかったとしても約50分で移動できるようになっています。
また、龍泊ラインは冬期間においては閉鎖となっているので注意してください。
冬期間に入ると、秋では想像がつかないほど突風が強まりやすくなりますし、バイクツーリングが不可能なほど、天気が大荒れになることもあるのです。
そのため龍泊ラインをツーリングする場合は、夏から秋にかけてが良いでしょう